みなさんこんにちは!
のんてぃこです。
今回は私が、4年以上使っていまだに活躍している、バッラリーニというイタリア製フライパンのレビューを行います。
20cm、26cm(深型)、28cmの3種類を持っています。
購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
イタリア創業のブランド バッラリーニ
バッラリーニは1889年にイタリアで創業したクックウェアブランドです。
創業から130年以上経った今でも、イタリアの工場で原料加工から生産まで一貫して行っています。
フライパンはいくつも種類があり、そのシリーズごとにイタリアの地名が付けられているのも特徴的です。
私が使用しているものは’マントーバ’というシリーズで、残念ながら今では販売されていません。
現在展開されているシリーズでは、コーティングは少し違いますが‘リパリ‘シリーズと形は同じです。
バッラリーニ コーティングの種類
バッラリーニはシリーズごとにコーティングも異なります。
・グラニチウム Ti-Xコーティング…チタン配合の7層(サリーナ)
・グラニチウムエクストリームコーティング…5層(トリノ・フェラーラ・ローマ・ムラーノ)
・グラニチウムコーティング…5層(アラゴーナ・オスティア・パヴィア)
・ケラヴィスコーティング…フッ素樹脂加工(リパリ)
・ネロライトコーティング…フッ素樹脂加工4層(ヴィピテーノ)
()内はシリーズ名
’グラニチウム’と名前のつくものは独自に開発されたコーティングで、御影石のような見た目です。
その性能も石のように固く、耐久性に優れています。
私の使用しているマントーバのコーティングは’ケラヴィスTi-Xコーティング(5層)’呼ばれるもので、上記の中にはないのですが、フッ素樹脂加工5層+チタンが配合されています。
フッ素の多層コーティングのフライパンは他メーカーでもたくさんありますが、チタンが配合されることによって耐久性がレベル違いで良いです。
現状のシリーズ展開でチタン配合のコーティングは最高峰モデルのサリーナシリーズのみとなっています。
底面はラディアント加工で熱伝導率アップ
バッラリーニのフライパンには底面にもこだわりがあり、放射状の加工が施されています。
これによってフライパンに均一に熱が伝わり、食材にもムラなく火を通すことが出来ます。
IHで熱が急激に伝わってしまった為にゆがんだ、という事もおこりません。
普段食材を炒める際、予熱をして油を引いてから炒めますが、バッラリーニは熱伝導率がいいのとコーティングが優れているため‘コールドスタート’というものが可能です。
予熱をせず、油なしでホットケーキのタネを入れて火を入れると、ムラのないきれ~いなキツネ色に焼きあがります。
ラディアント加工の施されたバッラリーニならではのなせる業です。
4年以上使ってみた結果
バッラリーニ マントーバ3種類を4年以上使ってみて、コーティングの耐久性は今まで使用してきたフライパンの中でも抜群に良く、文句なしなのですがやはり欠点もあります。
フライパンの厚みもしっかりあるのでゆがみにくいという利点もあるのですが、やはり重いです。
20cmのタイプはフチにステンレスの加工がしてあり、おしゃれなのですがここに汚れがたまりやすいです。
汚れたときにすぐ激落ちくんなどのメラミンスポンジで落とせばいいのですが、放置すると頑固な汚れになってきます。
黒いのでそこまで目立ちませんが、側面と底面はなにもコーティングはないので汚れがつきやすいです。
また、普段から使い方は下記の事を必ず守っています。
・強火で使わない、空焚きしない
・急冷しない
・金属ヘラや木製ヘラを使わない
・固いタワシなどでゴシゴシこすって洗わない
まとめ
・イタリア製で見た目もおしゃれ
・チタン配合のコーティングは耐久性抜群
・底面の加工で熱が均一に伝わる
・油なしのコールドスタートができる
今回は長年使用したバッラリーニのフライパンのレビューをしてみました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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