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価値観の違いで離婚を決意した私の経験談

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こんにちは!
のんてぃこです。

私は31歳の時に離婚をしました。
そのきっかけは元旦那の借金だったのですが、離婚した理由は‘価値観の違い’です。

裁判所の司法統計では男性、女性ともに離婚原因の1位がダントツで‘性格が合わない’だそうです。

私の場合は子供もいなかったので、離婚難易度をMAXレベル5とすると、レベル1ぐらいの簡単なものでした。
特に大きな決め事もなければ、紙にハンコ押して出すだけだよね、みたいな。


ただ、価値観の違いだけで離婚を切り出すと周りには反対されるは、元旦那は嫌だの一点張りで離婚してくれないはで、それはそれでなかなか大変でした。

今回は価値観の違いで離婚を考えている方に向けての私の体験談になります。

目次

価値観の違いですれ違う夫婦関係

実際の結婚生活の中で‘この人とは価値観が大きく違うな’と気付いた、具体的な出来事です。

  • 借金(元旦那の)の発覚

    これは今までの2人の関係に大きな衝撃を与えた出来事だったのですが、元旦那には私が悲しんでる原因が理解できなかったようです。
    私→借金があった事を結婚前に話してくれなかったこと
    元旦那→借金があったこと

    借金があったことはこの際百歩譲っていいとして、

そのことを結婚前にちゃんと話しておくのが筋ちゃうんけ?

と、私は思っていたんですよ。

  • 私が嫌がることを辞めてくれなかった
    お酒の量を減らして欲しいと、何度も言ったのですが聞き入れてくれるのは最初だけで時が経つと元通り。
    次第に隠れてコソコソ飲むようになったので、言いづらくなりました。

  • 趣味を否定される
    元旦那の趣味は野球と音楽でした。
    私はどちらも興味がなかったのですが、せっかくなら一緒に趣味を楽しみたいと思い、野球観戦に行ったり、元旦那の出るライブを見に行ったりしていました。
    ですが、私の趣味に関してはまるで興味を示してもらえず、あげく‘そういうものの何が面白いのか分からん’と。

初めは本当に些細なことでしたが、そういった事が増えるたび

私と結婚してる意味あるんか?

と、自信がなくなってきてしまったんですよね。

離婚の決意後、準備を水面下で進める

離婚を決意するまでにうだうだ悩みましたが、決めた後は行動は早かったです。

周囲に相談するも否定される

離婚を決意したはいいものの、やり方が全くもってわかりませんでした。
元旦那に離婚したい、と言うと間違いなく反対されるのは目に見えていたので、これは最終にしようと考えていました。

まず、周囲に相談

  • 結婚は忍耐、我慢が足りない
  • そんなに想ってくれる人なかなかいない
  • 離婚したらすぐに再婚できるとも限らない
  • 離婚するような要因じゃない
  • せっかく結婚したんだから

こういった理由で反対されることが多かったです。
まさかそんな事を言われると思っていなかった私は、‘こんなに辛いのにみんな分かってくれない!’と自暴自棄になりました。

‘私が間違っているのか?’とか
‘私の頭がおかしいのか?’
と、自分を疑ったり。


そして、この時に一番孤独を感じました。

みんな私の事を心配して言ってくれてたのですが、そう思える余裕はなかったんですよね。

離婚したい意思は変わらない、という姿勢を見せる

そもそも、‘せっかく結婚したし、もったいないよね’で結婚生活を続けられるのなら、離婚したいなんて周囲に言わないです。


いくら信頼のできる人でも、ありとあらゆる事を話せるわけではないし、その家庭の実際の結婚生活なんて夫婦間でしか分からないですし。
結婚はそれぞれの家庭のルールで成り立っているものだと思うのです。
なので、それで‘離婚したい’と思うのは別に間違いでもなんでもなくて、自分がそうしたいと思うただの気持ち。

周りがなんて言おうと離婚したいものは離婚したいのです。


そして、頑なにその意思は変わらない、という姿勢を見せ続けました。

そうすると、周りも‘もう離婚した方がいいんじゃない?’
という意見に変わってきたのです。

一番反対していた母親もついに根負けし、帰ってきたら?と言ってくれました。

離婚を言うべきタイミング

やってきました最終局面。

元旦那は精神状態があまり良くなかったので、離婚を言うと暴れ出したりとか、自らの命を断ちそうな雰囲気があったのでかなり慎重になりました。
いろんな可能性を踏まえて、準備できるところは準備してから離婚したい、と元旦那に言いました。

元旦那に離婚を言う前にやったこと

  • 自分の逃げ道を用意する
  • 仕事を辞めない
  • 物理的距離を取れるようにする
  • 不用品の破棄

自分の逃げ道を用意する

何かあったときにかくまってくれる人や場所。
私の場合は姉や実家でした。

また、信頼のできる上司であれば話しておいてもいいかもしれません。
離婚が決まってから引っ越す際に、職場からダンボールをもらえてかなり助かりました。

仕事を辞めない

私は離婚を決めた時は正社員で働いていたので、金銭的な不安はほとんどありませんでした。
むしろ、元旦那の借金を肩代わりしなくて良くなったので、余裕ができた程です。

結婚しているときにはアルバイトになろうかとか、辞めようかなどの迷いもあったのですが、やはり離婚するとなると正社員でよかったなととても思います。

離婚するときも退去費用やエアコンの撤去など、諸々とお金が必要になりました。
安定した収入があってこそ、スピーディに離婚できたと感じます。

物理的距離を取れるようにする

離婚したいと言ってもすぐには受け入れてくれないだろうな、というのは予測済みでした。
私の場合ラッキーなことに賃貸の退去日は先に決まっていたので、強制的に物理的距離を置くことができました。

元旦那は‘まだ話せばわかってくれる’という期待をしていたので、物理的距離を置けたのは効果バツグンでした。
連絡もシャットアウトしたことで、もうこれは無理だ、と感じたらしく離婚を決意してくれました。

不用品の破棄

元旦那に気づかれないように、次の生活に必要のないものはどんどん捨てていきました。
また、賃貸退去後は実家にお世話になる予定だったので、持っていけるものは先に持っていきました。

離婚は結婚の時とは違って、なかなか精神的に苦しい中で荷造りや引っ越し作業をしなければいけません。
作業も進まない時もあるので、なるべく身軽にしておいた方が楽です。

私の場合は退去する時、ダンボール4箱分くらいの荷物でした。

共有部の物は気付かれるので、自分の今着ない季節ものの服から行うのがおすすめです。

覚悟と準備で‘価値観の違い’から離婚できた!

私が‘離婚する!’と決意してから、実際に離婚するまで大体4ヶ月くらいでした。

もっと長引く可能性も考えていたのですが、私の用意周到な(笑)準備のおかげと、周りの人の協力があってこそです。

価値観が違う、のを理由に離婚を考えると
‘甘え’や‘そんな完璧な旦那なんていない’という声もありました。

でも、毎日自尊心をゴリゴリすり減らして暮らしていくよりは、自分らしくいられる環境に身を置く方がよっぽど生き生きと暮らせると思うのです。

真剣に離婚を考えている人の手助けになれば幸いです。

離婚に至るまでってどんなの?!って気になる方はこちらもご覧ください。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして。私は結婚3年目、付き合って5年目のアラサーで、最近価値観の違いや将来が想像できなくなったことから子なし離婚を考えるようになり、Twitterからこちらの記事を見つけました。
    デリケートなことでしょうに、こうやって記事にしてくださりありがとうございます。
    こんな理由で可笑しいかな、我慢強くないとあかんかな、反対されるかな、こんなに好きでいてくれる人と離れるなんて勿体ないかな、など色々考えていましたが、最後の「自分らしくいられる環境に…」という文で少し心を押されました。
    他の記事も読ませていただきます。
    どう転ぶかわかりませんが、一人やないんやと本当に救われました。ありがとうございます。

    • りさん
      初めまして、のんてぃこです!コメントいただきありがとうございます!

      こちらこそつたない文章ですが、読んでくださってありがとうございます。
      全くおかしくないと思います!
      りさんが‘つらい’と感じるものは、誰に何を言われようが‘つらい’事です。

      勿体無いかなと思うことも、とてもよくわかります。
      ですが、今以上の人に意外と出会えるものですよ!

      離婚をしてもしなくても、今悩まれている事はきっと未来の幸せにつながる事だと思います。
      頑張ってくださいね!

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