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【離婚体験談ブログ】離婚の決断と水面下での準備

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はじめに 
こちらの’離婚したはなし’では、私が実際に経験した離婚について
エッセイ風に書いています。お時間がありましたら、お付き合いください。

前回の記事はこちら

目次

離婚を決意したものの、漠然とした不安がよぎる

自分の中で離婚しようと確固たる決意をした私。

今まで散々歩み寄りや、話し合ったりもしてきましたが、K夫の行動が伴わないので、もはや話し合う余地なしでした。

以前、感情に任せて’離婚してやるー!’と言っていた時とは、また違った感覚でした。


静かに燃える闘志が自分の中にありました。


でも、いざ離婚しようと決めたはいいものの

具体的にどうしたらいいんだろう?

相手の両親と同居すること決まっているのに、確実に離婚出来るだろうか??

そんな不安が沸いてきます。

賃貸の退去日も決まっており、1ヶ月を切っており、

もう時間がない!!

焦りました。

退去日までに話をつけて、離婚届を書いてもらいたい。

K夫の実家に引っ越して、そこから離婚の話を進めるなんて以ての外。
敵陣に丸腰で突っ込むようなものです。

そしてなるべくなら弁護士などを挟まずに、自分たちだけで終わらせたい。

私たちには子供がいなかったので、養育費等の話し合いの必要がなくすんなりいくかと思っていました。

離婚するために外堀を埋める!

まずは自分の味方作りをしました。

あまり日数のない退去日までに離婚を成立させるには、外堀を埋めて確実に仕留める!

(まるでハンターのよう)

そしていつも自分の話を聞いてくれた母親に話にいきました。

始めこそ反対していたものの、決意と日々元気が無くなっていく私を見て、最後は納得してくれました。

そして、’離婚後は実家に戻ってくればいい’と言ってくれました。
この言葉にどれだけ救われたか分かりません。


私には2歳上の姉がいるのですが、姉にも事情を説明しました。
姉はとくに何も言わずに、’いいんじゃない?’と肯定してくれました。


離婚を決めた直後はとてつもなく孤独を感じていました。
この世に自分一人しか存在していないような、大袈裟ですがそんな感じでした。


ただ、離婚を認めてくれた人が出来ただけで‘自分はひとりじゃないんだ’
そう思う事が出来ました。

その事で’離婚したい’とK夫に話す勇気がだんだん沸いてきたのです。

決行日は退去日の10日前


いつK夫に離婚を突きつけようか…


あまり早く言いすぎても、その後も一緒に住まなければいけないので気まずい。

退去日の直前すぎても離婚届けにサインしてくれないかもしれない。


早すぎず、遅すぎず。
私は退去日の10日前に決行しようと決めました。

その10日前が来るまでは、引っ越しの準備をするふりをしながらこっそり実家に物を運んでいました。



そして、遂に決行日の10日前がやってきたのです。

元旦那は’嫌だ’の一点張り


退去10日前の決行日の夜は、警報が出るくらいの豪雨でした。


激しい雨風の様子が気になりましたが、この日を逃す訳にもいかずK夫が帰宅してからずっとタイミングを見計らっていました。


晩御飯を食べ終わった後、遂にそのタイミングがやってきたのです。




’ちょっと話があるんだけど…’




ギクッとした表情のK夫。

よくない話だと察したようです。

私と全く目が合いません。





’やっぱり離婚してほしい。’


K夫はいつも通り飲んでいて、気分良くなっていましたが一気に青ざめた表情。

そのままテーブルの一点を見つめて固まりました。



私は構わず何故、離婚したいのか話をつづけました。


自分自身をよく見つめなおし、その結果気づけた事。

K夫は自分の為に私と一緒にいる事。

借金を打ち明けた後でも、変わろうとしてくれなかった事。



私はいい奥さんになりたかったけど、その前に自分らしく生きていたい。
その為にはあなたと一緒にいてはダメだと気づいた。

だから、離婚してほしい。



K夫は実家に一緒に引っ越す為の荷造りをしていた私をみて、離婚を考えているなんて微塵も思っていなかったようです。


一点を見つめたまま、何も発さないK夫。

石になったのか?と思うぐらいに動きませんでしたが突然立ち上がり、自分の部屋の畳んであった布団にうずくまりました。



そして、ボソッと

‘嫌だ…’

独りごとのように小さな声で呟きました。





真剣な話をしていたのに、拍子抜けしてしまいました。


(嫌って何?!

私がたくさん考え悩み、出した結論に対して、感情のままに返事をするK夫にもはやあきれ返りました。


そして、この時‘これは長期戦になるな’と覚悟したのです。

続きはこちら

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