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亀の子スポンジはすぐボロボロになる?元キッチン専門店販売員が解説!

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こんにちは!
キッチン専門店で12年間販売をしていたのんてぃこです。

亀の子束子から発売されている、亀の子スポンジ。

100年以上の歴史のある老舗たわしメーカーが製造していて、とても人気のあるスポンジです。

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定番カラーは3種類

人気なのは知ってるけど‘すぐボロボロになる’っていう口コミも見るな…。実際はどうなの?

結論から言うと、キチンと使えば亀の子スポンジは耐久性があり抗菌効果が高くて優秀なスポンジ、と言えます。

店舗では多い時に月1,000個以上売れていました。

では、どういった使い方をするとボロボロになるのか?

販売者目線でも解説していきます!

この記事を書いた人

のんてぃこ
・12年間キッチン専門店に勤務。(うち8年責任者)
・包丁やキッチン家電など、3,000種類以上の商品を取り扱う。
・鋳物ホーロー鍋の現地フランス工場見学の経験あり。

目次

亀の子スポンジがすぐボロボロに?その原因は使用方法にあり!

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出典:亀の子スポンジ公式サイト

スポンジがすぐボロボロになってしまう原因として、その使用方法が考えられます。

  • 頑固な汚れをゴシゴシ洗う
  • ねじって水気を切る
  • ザルをゴシゴシ洗う
  • 熱々の鍋やフライパンを洗う

詳しく解説していきますね。

頑固な汚れをゴシゴシ洗う

焦げ付いて固まってしまった汚れを、力を入れてゴシゴシ擦ってしまうとスポンジが劣化します。

亀の子スポンジは柔らかいポリウレタンのみで作られており、一層タイプです。

1層タイプのスポンジ

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よく見る2層、3層タイプのスポンジはナイロン不織布の固い面と、ポリウレタンの柔らかい面に分かれています。

3層タイプのスポンジ

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頑固な汚れにはこの不織布面を使用します。

亀の子スポンジにはこの不織布が付いていないので、固い汚れには不向きです。

固い汚れはどうすれば良いのか?

・お湯で汚れを柔らかくしてから洗う
・頑固汚れ用のスポンジを使う

メーカーの亀の子束子西尾商店も、硬いものは束子で、お皿などの柔らかいものはスポンジで洗うことを推奨しています。

・スポンジは面で洗うのでつるつるしたお皿を洗うのに適しています。
・たわしは繊維一本一本の点で洗うので、ザルの穴やまな板の包丁傷の汚れを掻きだすのに適しています。

汚れた調理器具の予洗いにたわしを使用していただくことで、スポンジの負担や洗剤使用量を抑えることもできます。

株式会社亀の子束子西尾商店

テフロン加工にも使える、予洗い用たわし

ねじって水気を切る

しっかり水を切ろうと思って、雑巾のようにねじってしまうのもNGです。

ねじったところの素材が切れてしまったり、劣化してボロボロになる原因になります。

ぎゅっぎゅっぎゅっ!と3回ほど握って、水を切りましょう。

ザルをゴシゴシ洗う

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ザルを洗うのもスポンジがボロボロになる原因になります。

特に‘パンチング’と呼ばれる1枚板のステンレスに穴を開けたタイプは、穴の外側が鋭利になっているものもあります。

そこを柔らかいスポンジで洗ってしまうと、おろし金で大根をおろしていることと同じに…。

メッシュタイプも同様にスポンジの表面が削られてしまいます。

亀の子スポンジを実際に購入してくださったお客様から、‘すぐボロボロになった’というお声を頂戴したことがありました。

よくよく話を聞いてみると、ザルを頻繁に洗っていたそうです。

ザルを洗う場合は、ザル専用のブラシがあるのでこちらをオススメしています。

熱々の鍋やフライパンを洗う

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亀の子スポンジの耐熱温度は120℃です。

スポンジとしては決して低くはない耐熱温度ですが、調理中のフライパンなどは120℃を超えることもあります。

‘すぐに洗わないと汚れがこびりつくから’といって、熱々のまま洗うのはスポンジが溶けたり、変形したりする原因に。

火傷の原因にもなりますし、人肌に冷ましてから洗うようにしましょう。

まとめ

亀の子スポンジは、へたりにくく抗菌効果のある優れたスポンジです。

その効果を最大限に活用する為に、以下の事に気をつけて使ってみてくださいね。

・頑固な固い汚れは専用ブラシ、または柔らかくしてから洗う
・水を切る時は握って切る
・ザルは専用ブラシで洗う
・熱々のフライパンは人肌程度に冷ます

一度使うとやみつきなり、リピーターの多い亀の子スポンジ。

高評価の口コミも多く目にします。

毎年限定カラーも出るんですよ!

キッチンスポンジを探している方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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