離婚後、再婚を求めて大手結婚相談所に挑戦！3ヶ月の体験談を全公開

こんにちは！
のんてぃこです。

私は離婚後、再婚したいな〜！と思っていた時期があり、大手結婚相談所へ入会していました。

結局、再婚は出来ず3ヶ月で退会してしまったんですが、結婚相談所は私が想像していたものとかなり違っていたので今回記事にしてみました。

偶然出てきた結婚相談所の広告

実は結婚相談所に入る予定なんて、さらさらなかったんです。

離婚してから1年半ほどが経ち、いつものようにネットでバツイチ話を漁っていました。

そこに‘あなたにピッタリのお相手を診断します！’的な広告があったんです。TVCMもしているような大手の結婚相談所でした。

なんとな〜くそれをクリック。

そして、いくつかの質問に答えて返ってきたのが3人の男性のプロフィールでした。

簡易的なもので、年齢や身長、職業、年収が載ったもので顔写真はありません。

‘更に詳細が知りたい方は、お近くの支社まで！’

という事で、詳細が気になりすぎて好奇心が最高潮になった私は、早速次の休みに近くの支社を訪ねました。

結婚相談所の支社を訪れる！

支社は都心部の駅、徒歩10分のところにあり、有名企業が入っている高層ビルの一室にありました。

スーツ姿のビジネスマンが忙しく行き交うフロアで、普段着の私は少し場違いなような…。

結婚相談所の扉はパッと見はただのオフィスかな、といった感じ。

恐る恐る入ると、笑顔で人当たりの良さそうな方が出迎えてくれました。

その人は受付の方なのか、半個室のようなところに案内され‘担当の者が来ますので少しお待ちください’と去って行きました。

支社の中もとてもキレイで明るく、居心地の良い雰囲気でした。

その日は私以外にも２名ほど人がいたのですが、高い仕切りなどがあり目が合ったりするようなことはなかったです。

しばらくすると‘お待たせ致しました〜！’

とこれまた人当たりの良さそうな、超笑顔のおばちゃん（失礼）が登場。

このおばちゃんは入会者一人一人につく担当者で、‘結婚はどのぐらいでしたい？’‘年収の希望はある？’‘身長は？’など私の希望を細かくヒアリングしてくれました。

とてもノリが良い陽キャおばちゃんで、離婚した時の話も親身になって聞いてくれ、すぐに意気投合しました。

費用とサービス

• 費用

スタンダードプラン　入会金　110,000円/月会費　15,000円

そのほかにもプレミアムプランもあって、入会金が20万、月会費が2万円くらい。

どちらも成婚した時の料金はかかりません。

入会金の内訳は、婚活において最重要（らしい）写真をプロが撮影、男性に選んでもらいやすい掲載ページに優先して載せてもらえたり等、活動初期に必要な費用とのこと。

• サービス

・A Iでマッチングした男性を紹介（月に3名まで）
・簡単なプロフィールをみて、こちらから交際希望を出せる（月に3名まで）
・顔写真を見て選べる（初回無料であとは有料）
・様々な婚活パーティーに参加可能（別途料金がかかる）

担当者が1人付き、その担当が選んだ人とお見合い、というのも別料金でありました。

身だしなみや話し方に自信がない人は、アドバイスをもらえたり、練習したりできるサービスも。

これもまた別途料金が必要ですが、無料の婚活アプリにはない手厚いサポートです。

入会と活動開始

陽キャおばちゃんから一通り説明を受け、‘婚活市場は33歳までが勝負だから！’と謎の呪いをかけられ、（当時33歳でした）

自分が出会ったことのない未知の世界に好奇心が抑えきれず、

その場で入会を決めました。

何枚か契約書を書き、眠くなりながら規約を聞き、クレジットカードで決済。

独身証明書の提出が必要で、それは後から提出し、そこから活動を開始することになりました。

結婚相談所での活動開始

早速私も婚活において最重要（らしい）の写真をプロの方に撮っていただきました。

こんなポーズしたことない（笑）
ポーズはこちらからの希望がなければ、カメラマンが指示してくれます。

そしてこの不自然な写真をひっさげ、新規入会者が優先掲載してもらえるページに申し込みをします！

掲載からすぐに５名ほどの方から申し込みをもらうことができ、まさかの反応に戸惑っていると

陽キャおばちゃんが‘○か×で決めてったらいいのよ〜！’とアドバイスしてくれました。（結局この方が私の担当になりました。）

とまだ戸惑いながらも、その他にも３名の紹介があったり、割と次々に申し込みがあったりするので迷ってもいられない状況でした。

勇気を出して申し込み

こちらからも男性に申し込みができるので、プロフィールや写真を見て検索します。

膨大なデータの中から、自分がいいなと思う男性を選ぶ…

これが結構難しいんです。

N・T（34歳）
製造業
年収　400万
休日は趣味の釣りをよくします。
明るく楽しい家庭を築いていける方がいいです。

プロフィールもこんな感じの簡潔なものです。

当たり障りのないプロフィールから住んでいる場所が近かったり、年齢が近かったりする方を選びました。

そして３名申し込みをして、見事３名ともお断り！！

結構時間をかけて選んだのに〜〜〜〜。

ちょっとショック。

陽キャおばちゃん曰く‘まぁタイミングとかもあるからね。気にせず次々いったらいいわよ’

とのこと。

そうは言われても、そのあと3日ほど引きずったのでした。

実際の出会いと3人の男性とのデート体験

相手とのマッチングが成功すると、専用サイトの掲示板で会話ができます。

そのあと、仲良くなればラインや連絡先を交換したりして自由にやりとりしてOK。

私も数人の男性とマッチングできたのですが、掲示板でのやり取りが続かなかったり、返事が返ってこなかったりと実際に会うまでにはいかないケースの方が多かったです。

そして、1人の男性とやりとりをしている中でも、毎月３名の紹介などがきます。そちらも同時にこなしていき、最大３名の方と同時にやりとりをしていました。

そして、実際にデートまでこぎつけられたのは3人の方でした。

Aさんとのデート

Aさんは４０代の会社経営者でバツイチの方でした。

連絡の返信がとても早くすぐにラインの交換、トントン拍子で会うことに。

実際に会ったAさんは身長180cmほどで、とてもモテそうな印象を受けました。

お互いに離婚した話で盛り上がり、Aさんは子供が欲しかったけど相手が望まずそれが原因で離婚に。

再婚をしたいのは子供が欲しいから。

とても再婚への意欲を感じられる方でした。

また、プロフィールには年収800万の記載だったのですが、実際は1,000万あります。と突然のカミングアウト。

よく身長や年収を増して記載をする男性が多い（陽キャおばちゃん談）のになぜなのか聞くと、

年収だけで寄ってくる女性が多いから、だそう。

その日はAさんが提案してくれた喫茶店でお茶をしたのみで、また次はおすすめのお店があるのでそこに行きましょう、となりました。

結婚相談所で初めて会った人と盛り上がり、次の約束もできたのですごく満足していました。

が、次の日のお昼。

‘やはり結婚に対する価値観が合わないと感じ、次の約束は無かったことに…’とラインが。

早っっ！

昨日の今日ですよね？！

自分では盛り上がっていたと感じていただけに、なぜっ？！

まぁ婚活では振ることも振られることもつきものだよなぁ〜と自分に言い聞かせ、Aさんとはそれきりになりました。

Bさんとのデート

Bさんは研究職をしている２０代の方でした。

とても言葉遣いが丁寧で控えめ、ラインの交換や会う約束をするのにかなり時間がかかりました。

実際に会ったBさんもやりとりをしていた印象と同じで、とても真面目で控えめな方。

スラっとした体格でした。

Bさんとは新卒で入った研究職の会社で上司と部下との接し方に悩んでいることなど、仕事の話を主にしました。

お互いの恋愛の話になると‘一度も女性と付き合ったことがない’と教えてくれました。

そんな人が結婚相談所に入るなんて思い切ったなぁ〜と、驚きでした。

結婚したいのは両親を安心させたいから。だそうで、婚活アプリよりも早く結婚できそうだから相談所を選んだと言っていました。

真面目を絵に描いたようなBさん。

また、次も食事に行きましょうとなりましたが、その後どちらからも連絡はせず自然消滅となりました。

Cさんとのデート

Cさんは同い年で配送業をされていました。

とてもフランクな話し方で、接しやすいのですがたまに会話が成立しないこともあり、会うのに少し不安が…。

Cさんが待ち合わせ場所に現れた時の第一印象。

ごめんなさ〜い！

私この人と今から食事するのか？できるのか？！

楽しく会話ができるのかっ？！

仕事柄なのか、ズボンはところどころ穴が空いており、髪や手は汚れたまま。（何の汚れなの？？）

初対面の人と会うに相応しい身だしなみではなかったです。

出会い頭で‘やっぱり今日のところはやめましょう！じゃっ！’と帰る訳にもいかず、そのまま予約した店に。

やっと出てきたハンバーグプレートをさっさと食べ、Cさんの食事が終わるのを待つことに。

とっくに話す気が失せていた私は、その間ずっとCさんの学生時代の武勇伝を聞かされるのでした。

そして、自分の武勇伝を話せたことがよほど気持ちよかったのか‘次はドライブに行きましょう！’と帰り際に提案。

まぁまたお互いの予定が合えば〜と、やんわりと返事をし逃げるように帰ったのでした。

Cさんからの連絡はその日をさかいにほぼ毎日届き、次の休みはいつか、ドライブで行くならこの場所がおすすめです、と返信もしていないのに一方的に送られてきました。

これはまずい〜と思った私は、はっきりとCさんに2度と会う気がないことをお伝えしました。

その連絡をした後も‘なぜダメなのか’としつこく食い下がってきましたが、身だしなみのことをそれとなく伝えると諦めてくれました。

結局のところ退会へ

Cさんとのことで、こんな人も結婚相談所にいるのか！となかなかに驚きと衝撃を受けました。

入会金もかなり高額ですし、会員の方は社会人ばかりだったので…。

だから、身だしなみや話しかたのサポートがあるんだと妙に納得しました。

更に実は、‘初デートは喫茶店やカフェにしましょう’とか、‘初めて会う時はこんな服にしましょう’とか、‘待ち合わせで早く着いた時は、音楽を聴きながら待つのはやめましょう’といった事が、ことこまかに書かれたマニュアルも入会時にもらえます。

このマニュアルは私もとても参考になりました。

そして、仕事が忙しくなってきた事もあり、常に複数人とやりとりをしなければならない婚活に疲れてしまい、入会から3ヶ月という速さで退会を決めました。

陽キャおばちゃんから‘はい！次！はい！次！’とケツを叩かれるのにも嫌気がさしていました。

この体験から学んだこと

3ヶ月の間に3人の男性と会って感じたのが、どの人もかなり結婚に真剣に向き合っていた、ということでした。

２０代も３０代も４０代も。

初婚でもバツイチでも。

私はそのうち再婚できればいいなぁ〜ぐらいの軽い気持ちで入会したので、結婚に対して真剣な人たちに対し失礼だったな、と今は思います。

3ヶ月後、半年後に結婚したい！という強い思いがある人に結婚相談所は向いています。

私も猛烈に再婚がしたくなったらまた入会して、○×方式でサクッと相手を見つけたいと思います！

私が子なしバツイチになった話はこちら